heigeの腹グロ転職

シタゴコロまみれな中国転職活動記です!

こんなん読みました!

 ヘイゴーは課題を書き終えヒマになった・・・ので、ちょっと前に借りてきた本を読んでいる。この周さんに関しては、3期目もやっちゃうよ的な体制固めを、こないだやったばかりである。なので・・・あと10年?やれちゃうのか?


 国内での人気を考えれば、まあ盤石といったところだろうか。こう言うと皆驚いたりするのだが、習近平って人気あるんですよ。いやマジで。
 あれだけ政府高官・軍部高官をバリバリ取り締まっていたら、人気も出るでしょうよ。もちろん権力闘争ですけどね。自分の政敵追い込んでいるだけですよ。でもこんなに汚職がはびこっている状態に、中国国民も我慢ならんのでしょう。いや周さんだってやってますよ、そりゃそうですよ。


 そんなわけでこの本読んでるんですが、薄煕来に関して色々知りたかったんです。っていうのも、この人大連からのし上がっているんですよ。それで興味がわいてきました。どこかでチラッと書いてしまったんですが、私が今回面接受けた会社も大連の会社だったんです。
 なので、この間面接してくれたラスボスも、この人と関係があったはずなんですね。当然その関係は隠しているんでしょうが、いまだに中国語で検索すると、沢山記事が出てきます。当時は結構追及されたでしょうね。実際に大連実徳という巨大企業の社長は捕まって、獄中謎の死を遂げてます。


 ・・・怖いっしょ??そんな修羅場くぐっているように見えなかったんですが、中国で実力者になるって普通の事じゃないんですよ。この本読んで、中国での商売の難しさを改めて感じました。彼らにしてみれば、マネジメントだ何だきれいごと言ってんじゃねえって感じでしょうねえ。


 中国東北部は暴力団も多いし、人の気性もちょっと荒めな土地柄です。
 「大連は親日だから」って油断して、おねえちゃんと遊んでいる駐在の皆さん、気を付けた方がいいんですよ。


中国で面接③

3月2日(金)続き


 遅い朝メシを済ませ、店舗視察へと出発!
 土地勘のない街だと、どうしても迷ったりするけれど、人が案内してくれる視察ってどうしても気を使うので好きじゃない。ホテルで地図をもらってあるので、食事しながら視察ポイントにマークしておいた。近場から色々と見ていこう。


 結構おなじみの名前がある。上海の港汇とか新世界とか。っておお・・つぶれとるやんけ。久光もパークソンも閉店している。2015年-2016年に私も中国駐在だったけれど、相当数の百貨店が閉店に追い込まれてました。その頃に閉店したんだろうねえ。
 私が今面接をしている会社だって、楽な状況にあるはずがない。だからこその外人雇用に踏み切ったわけで、2017年に少し上向きになったとはいえ、中国の小売業は厳しい環境なわけです。


 朝11時から夕方6時まで、みっちり見て回りました。特に今回面接したお店は何周も回ってます。結論から言って、昔の栄光にもたれかかって、閉店寸前になってます。いやこれはヤバいわ。よくここまでほったらかしていたもんだ。
 「張さん?これはヤバいわ。予算もらえてるの?」
 「うちの会社、主席がOKしなければお金使えない。」
 微信で日本人担当の張さんと連絡を取る。ラスボスがすべて握っている、風通しの悪い組織ってことか?
 「ボスがそんなことまですんの?こんなデカい会社でいちいちそれじゃあ、誰も経費何て使えないじゃん。」
 「うーん、とにかく主席にお金をもらうために、事業内容を説明する人がいない。」
 「期初に予算一括でもらうように、事業計画立てるとかないの?」
 「とりあえず今、そんなことしてる人はいない。」


 そおねえ・・・誰もできないからやらないのか、ラスボスが誰も信用してないから使わせないのか。横領やら失敗やら、色々あったんでしょうけどねえ。


 しかし課題のレポートは書くしかない。そこには中期計画としてリモデルや設備投資を書かないわけにはいかない。なるべく説得力を持った内容にしなければ・・・でも業績数値も教えてもらえないなんて。どーする?はっはっは。


 モールで見つけた四川料理のお店で、ビールと唐揚げで晩飯。
 色々あった長い一日だった~。でもこれから帰国後1週間で、レポートを仕上げなければ。うーんでもなんか、今の仕事より全然面白そう
 つぶれる寸前の店を見ても、ヘイゴーがこんなに余裕かましてられるのは、この企業集団が優良店をいくつも持っているからです。特にスーパーはすごい。今日も死ぬほど混んでいた。ああいう事は出来るけど、ファッションは弱いのね。


 さて、現地の状況は色々分かったし、帰ろう!なんかやる気が出てきた。少なくとも俺の力が必要なのは、絶対に間違いない。 

中国で面接②

3月2日(金)
 ヘイゴーです。もしかしたら・・・と思っていたけど、やっぱり出てきましたよ、ラスボスの登場ですよ(しかも意外なほどあっさり)。それにしても15分しかないよ・・・コンタクトもつける暇がないので、眼鏡をかけて部屋を飛び出す。
 昨日空港まで来てくれた、メガネの女の子が再びロビーで迎えてくれる。
 「ヘイゴーさんおはようございます。時間がないので急ぎましょう。直接19階の主席の事務所へお連れします。」
 メガネちゃんの表情が硬い。ラスボスの部屋に行くので、緊張しているのだろう。それにしても主席って・・・国家だよね。彼らにとって国家に近いんだろうね。


 「おはようございます、お荷物お預かりします。」昨日は見なかったような可愛らしい女の子が荷物を預かってくれた。ボスの部屋にはいるんだよ、可愛いのがよ。
 あちらへお入りください、と指をさされた方を見ると、ラスボスらしき背中と日本人担当の張さん、そしてどうやらもう一人の受験者である日本人のおじさんらしき人がいる。


 結局そういう事だよ、最初からこういう筋書きだ。


 「ヘイゴーさんようこそ。」と鷹揚に挨拶するラスボスは、決して失礼な態度をすることはなく、さすがに疑似国家の主席という貫禄だった。
 「お二人そろったところで、さっそく始めよう。韓国人は間に合わないんだね?」
 横でへへーという感じの人事部長。昨日いたねあんた。
 主席は会社の歴史と日本とのかかわり、自分は日本人の管理に期待していることを話してくれた。この後2人には店舗を視察し、欠点と改善点をまとめてほしい、その後でまた話し合う機会を設けたいとつづけた。


 これがテストだ。昨日のは単なる顔合わせだったんだ。


 その後韓国人の一人が部屋に飛び込んできて、この試験に間に合うことになった。ラスボスは少しもいやな顔をせず、韓国人にも課題を伝え、部屋を出て行った。

そして私は部屋に帰り、近所で遅い朝メシを食いながら作戦を立てているわけです。まだ気温も0度前後だから、あったかい粥がうまいね。
 それにしてもあのラスボスは、人の扱いがうまいのか何なのか。その場その場で判断を下せなければ、それも能力と評価しちゃうのか。なんともいいように操られているわけだけれど、それは何となく裏に意図をにおわせているからだ。


 中国人と働いていた時間は長いけれど、こういう人は少ない。興味がわいてきた。