heigeの腹グロ転職

シタゴコロまみれな中国転職活動記です!

就職活動れぽ①

 黒哥です。
 来ましたよ、予想通り春節期間中フルに休みやがってました。
 昨日中国は仕事始めだったんですが、やっと次の面接の連絡が入りました。ちなみにこれは、中国の百貨店のお仕事ですね。給料はいいけど、安定した仕事ではないです。


 「ヘイゴーさん!次の面接日程決まりました!3/1の14時からです。」
 「はいはい・・・ぃええええっ?!いや俺3/1に出発できるとしか言って  ないよね?その日の14時にどうやって面接すんの!」
 「いや仕方ないです。あちらのラオバンあなたより忙しい。」
 「くっ・・いやそうに違いないけど、無茶苦茶だろそんなの。朝便で出るにしても、  飛行機ディレイしたらどうすんの?」
 「メイバンファー(仕方ない ね)」
 「出たよ・・いやそんなことない!少しくらいゆとり持ってスケジュール組もうよ!」
 「仕方ないんです。ラオバン達3人の都合が合うのがそこしかない。」
 「3人いっぺんに合わなくてもいいじゃねえか!会える奴だけ会えばよ!」
 「それじゃメンツないね。あなたが合わせるいいよ。」


 さて・・・メイバンファ・ラオバン・メンツの3大中国語が出てきたところで、これ以上理屈が通用しないのは明らかです。私仕方なく、朝7時発の関空乗り換え便を取りました。
 色々聞いてみると、書類と1次を通過した人が6名いるとのこと。また日本人だけでなく、韓国人もいるってことです。結構いるなあという感じですし、韓国人がいるところも中国での彼らのポジションを物語ってますよね。
 日本にいると、まるで中国では韓国人が締め出されているように感じるでしょ?でも実際には韓国文化が相当深く根付いているし、化粧品からファッション・食品・ドラマまで、韓国のコンテンツは日本のモノなんかよりずっと中国人の支持を受けてるんです。


 なかなか厳しそうだなあ~。でもそれだけ魅力あるポジションなんだから、当然ですよね。私は去年まで現地での実務経験があるし、その分アドバンテージはあるんです。先方のやりたいことも分かっているし、面接の準備をしっかりやれば、十分勝算あります!


というわけで、私がどんな準備しているか、次回にご紹介できればお話ししたいと思います。

ファッション!

 どーもヘイゴーです。写真はイメージです。
 中国が絶賛旧正月なので、転職活動が停滞中なんですねー。
 そんなわけで今回は、ファッションについてのお話をしてみたいと思います。実は当ブログはファッションカテゴリーにも登録してまして、ここまで一切触れていなかったことが問題なんですね。


 オッサンのくせにと思われるでしょうが、私一応ファッションビジネスの片隅で生活しておりまして、見るのも語るのも結構好きなんですねー。
 もう18年春夏シーズンですね。一般的には「何言ってんのお前まだ冬でしょ」と思われるでしょうが、服売っている現場では、今から冬物買う人の割合って10%くらいなんですよ。もう春物商戦がスタートしてます。


 今年は17年秋冬に引き続き、メイントレンド不在のシーズンになりそうですね。この秋冬もパッとしなかったですが、メチャ寒かったおかげでアウターだけは好調でした。昨シーズンのチェックとミリタリーが良かっただけに残念ですね。
 さて18年春夏は、パフスリーブやベルスリーブ、ラベンダーだったり白のセットアップだったり、オフショルダーだウエストマークだと、各社さえない年の典型みたいなトレンドの読みですよね。全く期待できそうにありません。


 こういう年には、先日も無印良品の事を書いたときに触れましたけど、マーケティングじゃない、デザイナーのコンセプト力ってものが必要ですね。洋服は世界的に安い消費財になってしまいましたけれど、デザイン力を持った若手の育成ってこの業界の責任だと思います。


 「服に個性はない、着る人にこそ個性はある」ってあったりまえな事を偉そうに言っていた、某ファストファッションの社長がいましたが、こういうあいだみつお風な名言ってやなもんですね。個性に見合った選択肢こそが問題なんだってば。選ぶ自由がなければファッションは死ぬんです。ユニクロをリスペクトしてますけど、「ユニクロしかない世界」には住みたくないです。


 AIが小売りの世界に大変革をもたらすと言われてます。そこで各社いろんな方向性を出してきてるんです。でもその方向は「消費者と生産者の境界をなくす、クロスボーダーなファッションブランド」みたいなことになってるんです。つまりすべてをオーダーメイドにして、究極の個性を実現する夢のシステムみたいに言われてるんですけれど、同業者から見ると在庫にならない商売の実現っていう、メーカーに都合のいい未来でしかないように思います。


 消費者がデザインに参加するって、究極のマーケティングですよね。作ったら買いますもんね。でも「マーケティングだけがすべてじゃないだろ、コンセプトはよ?」
 そもそもそんな服しか売らねえブランドに、存在意義なんかあんのか?ただのミシンじゃねえかお前らなんか。


 文句ばっか言いましたが、自由こそファッションの価値ですからこんなブランドがあってもいい。でも私は違う道でやっていきます。
 どんなにつらい朝でも、着るだけで力が湧いてくる、そんなファッションの力を私は信じています。そんな服が少しでも多くの人の魂を救っていく未来に、AIがたどり着くことができたらいいですね。

タイミングのお話し

 ヘイゴーです。ルビふれないので、カタカナでいこうと思います。
 さて何のタイミングかっていうと、勿論転職の話です。今んとこそれがテーマですし。ただ人生どのタイミングで転職すべきかなどという、皆様のタメになる話ではありませんねー。物凄く個人的な、私の転職のタイミング難しーって話です。


 何でこんな話かっていうと、また一つ残念ながら断られてしまったわけです。前々回?にご紹介した、欧州資本の卸販売会社ですね。「ちょっと仕事開始可能日が先過ぎねっ♡」というのがその理由です。私が仕事始められるのが10月からなんですよ、ええ。すいませんね先の話で。


 「ヘイゴーさん、あんたそりゃあ気が早いよ」と言う方が多いでしょう。いや、そりゃあ分かってますよ。応募したらせいぜい2.3回面接やって、それで決まりだとすると1カ月程度ですよね。ほんじゃあ今受けたら遅くとも5月くらいにはって、いやだから分かってますってば。


 じゃあ何でこんな早くスタートしてんのかというと、今の会社が早期退職の募集をかけるからです。時期がまだ不明ですが、恐らく6月に応募して締め切り、9月末で退職という感じですね。つまり、10月からタイミングよく働こうとして、仕事に応募しようとすると、先に辞める申し込みをして、そこから2カ月程度で次の仕事を探すってことになるわけ。結構リスキーでしょ?


 それじゃあ家族が納得しない。きちんと次の仕事があるんだよとしておかないと、いくら退職金多めにいただいても不安でしょう。賛成してくれません。


 そんなわけで、無理を承知で早めのスタートを切っているわけです。当然勝算は低い、でも思っていたより、話を聞いてもらえてるなという感じです。焦らず地道に活動しようと思います。


 それにしても今の会社ももう少し考えてほしいですね。当然早期退職をすれば、株主に対してリリースしなければなりませんから(特損だってあり得るわけですからね)、時期を決めるのは理解できます。でもこの時間軸じゃあなかなか応募できませんよ。応募数が目標に届かないときは、強制的にリストラかけるわけでしょう?勘繰りたくなりますね。


 バブル世代は人数も多いから、こんな扱いされている人結構いるでしょう?でもこんな時代だからこそ、自分の武器を磨いてきた人であれば、何歳であろうとチャレンジするべきだと思います。私の周りにも、「ローンも終わってねえし、子供もこれから学校だし、この会社にしがみつくしかねえよ」とあきらめる仲間が多いんです。


 でもよく考えてほしい。これから日本の限りあるパイの中で、他社がつぶれるまでの我慢くらべシェア競争を乗り越えても、AI化が進んでますます人員は削減されていくわけだ。それなら自分の能力を客観的に見つめ、積極的な将来像を描けるようであれば、勝負に出るべきだと思う。むしろ家族のためにそうするべきだ。


 そんなわけでヘイゴーは、9月までの長い就職活動を戦ってゆくのです。同世代の仲間たちに、自分の体験を参考にしてほしい、そんな思いで書き留めていきます。